首を構成している骨である椎体と椎体の間に神経の通り道があります。
その通り道にある脊髄から分かれた神経に局所麻酔薬を注射します。
頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症性神経根症などが原因の痛みや痺れなどに適しています。
痛みの元になっている神経に直接注射をするため、ブロック注射治療の中で最も効果が期待できます。
当院ではエコーや透視装置を使用しつつ注射することで、正確で効果的な治療を行っています。
トイレは注射の前に済ませていただきます。
血圧や脈拍を測定します。その後ベッドに仰向けに寝ていただきます。
透視装置を使用する場合は、ベッドに横向きに寝ていただきます。
のどの周辺を消毒します。のどの横から注射をします。
注射は数分で終了します。
ベッドで30分ほどお休み頂きます。
注射をした側の腕に力が入りにくい場合があります。
一時的なものですので、心配いりません。
安静後に医師の診察があります。
効果の判定や注射後に問題がないことを確認し、帰宅となります。
■当日の激しい運動は控えてください。
■入浴は、注射後6時間以上時間をあけてください。
■注射の回数に制限はありませんが、2週間に1回が目安です。
労災保険指定医療機関